release ENOUGH at FND!

愛媛は新居浜より新しい刺客!ENOUGHのリリースについて書こう書こうと大分日がたってしまっていた。バンドには申し訳ないと思っているけど、
完成された物は最高な内容だった。
一昨年頃からかな?密かに連絡を取り合いつつも、その後中々マスターが届かず暗礁に乗り上げたかななんて思っていたら、時間をかけつつもかなりのクオリティの物を
準備していたのだった。ENOUGHについて、自分はまぁまぁ初期の頃から知っているのではないかと思うのだけど、その昔THE OXIDEというバンドが下関に居た。音源としてはFORGET ME NOTとのSPLIT TAPE、そしてVA/HERE COMES THE BOTTOM LINE vol1でのリリースがある。その頃自分はdriftageというバンドをやっていて、当時のdriftageのドラマーtkhs(現bal-bas-bow)が下関で斜陽(今回のENOUGHの音源でイントロアウトロにて参加。現在はsnarekillsnationのメンバーでもある揖斐氏)というバンドをやっていたこともあり自然と幾度か一緒にライブもした。ハイテンションにぶちきれるカオティックハードコアという印象が強く、でもってなんとも面白いメンバーだったように思う。その後各々はTHREAD YARN,忘却コード~SNAREKILLSへと活動の場を広げていく。Vo/gu丹は愛媛へ、2011年Dr藤本とenoughを結成する。結成当時の音は現在のスタイルを模索している段階で、インダストリアル・グランジ色が強かったように思う。地道にライブ活動を続けつつ、2012年b.vo古川が加入し、現在の3人でのスタイルとなる。古川の若きベースプレイがバンドに切れ味のスパイスを振りかけたか、それからのライブは一気にサウンド面にもタイトさや凶暴さが加味され確実に観る者のテンションをあげた。何よりも自分がそのうちの一人であったことは間違いない。
その後は不定期で、自主企画「PASS OUT」を実施し、四国を中心にジャンル問わず様々なアーティストと共演。影響を受けた音楽・アーティストを誰かに伝えることがバンドにとって大きな目的となっている。また、国内外のインディペンデントな活動を行っているアーティストには非常に大きな影響を受けていて、自分達の生活の一部として、自然で自由な表現を行う人達と今後も沢山繋がっていきたいという姿勢は結成当初から変わらない。
Drive Like Jehu , HIS HERO IS GONE , Convergeなどのファンやジャンクロックファンは勿論、熱量やメロディックなリフなら初期のH.W.MやSmall Brown Bikeなどに観られる熱さ満載のエモサウンドも垣間見える前7曲1st mini album。同郷のTURNCOATのリリースで御馴染みFND-distributionからの2014年リリース。
現在はベーシストが諸事情にてヘルプメンバー(?)で活動しているがやってることもやりたいこともモチベーションに変わりはないはずだ。どこかで名前を見かけたら音源を手にして欲しいし、ライブもお誘いあればどこにでも飛んでいくやつらではないかと思う(お誘いお待ちしております)。

enough ジャケ

流通は通っているので全国の有名なCDショップや恐らくPUNKについて熱心であろうDISTRO様にも取り扱って頂いているので手に入れることは出来るかと思います。FNDレーベル直販の場合送料なしのCD代のみ税込み1080円で買うことが出来るのでそちらもよろしくお願いします。