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INFRO “I” 5songs CD

北九州の孤立無援の若者たちによるエモメロディックロック INFRO(インフロ)。商売っけのなさでは徳島のThirsty Chordsとも並ぶほど(どんなんやねん)。こういう激情悲しい楽曲をやってるのはどんなに悲しいやつらなのかと思ったらものすごく普通の青年たちです。こないだ久々に横須賀で会ったらボーカルのマキヤマくんは「はちみつ」を飲んでいました。活動ペースが少ないので喉が弱くなって、はちみつなしでは歌えないんだよ、と言っていました。僕もビールなしでは歌えないので、おんなじようなものですね。

家族や子どもができたりでなかなか活動できないみたいだけど、いいやつらなので地道に続けて欲しいものです。

  1. intro
  2. 知らないシナリオ
  3. 屍にヒキガネ
  4. name
  5. outro

(Impulse Records, ims-027, 2009年12月ごろリリース作品)

Gleam Garden 4songs CD (S/T 2010)

埼玉県熊谷市のGleam Gardenの2010年リリースCD4曲入り!

吉と出たロック調な楽曲への路線転換!これまでのGleam Gardenの青さ(かっこいいんだけどね)を脱ぎ捨て、等身大の音を出していて、かっこいいです。どうしようもない日常と自分への葛藤が、曲と録音に非常にいい状態で吐き出されたのがよくわかります。うん、すがすがしい音源!ライブもかっこいいよ

(2010年8月ごろリリース)

Minority Blues Band : Momentary Beautiful Burnout 16songs CD

2004年に解散したMinority Blues Band (現Wedding Nights, Fragments)のコンピレーション・アルバムがSnuffy Smilesから出ています。

内容は、1st Album ”Grab The Fire Swinging In The Rain”, 2nd Album “Capitalized Suffering”と初期のテープをのぞくすべての音源を収録!したものです。

1000travels of Jawaharlalとのスプリットなど、若かりし頃の音は、自分じゃ苦笑失笑赤面なしには聴かれないのですが、パッション、エナジー、欲求不満(?)が炸裂したサウンドは、確かにすげーなあ(他人事)と思ってしまいます。

Snuffy Smiles 栄森さんのお声がけのもと、スポ山描きおろしのジャケットにてリリースの運びとなりました。

なつかしの人も、はじめてのひとも、ぜひご堪能下さいませ。

インナーにはなつかしの写真も満載です。 (スポ)

寄る年波のせいなのか昔のことを振り返ることの多い今日この頃ですが、今年に入ってからなぜかMINORITY BLUES BANDのことを懐かしく思い出し、「やっぱり良いバンドだったなぁ」と思うことしきりで、まあ、その勢いで2枚のアルバム以外の正式音源をすべて収録したCDを出すことになりました。

MBBは1998年から2004年まで活動した四国(愛媛・徳島)の3ピース・バンドで、私にとっては日本二大パンク・バンドのひとつです。

本CDにはデモテープ以外の初音源となった北九州の1000 TRAVELS OF JAWAHARLALとのスプリットCD(イモムシ・レコード)、SNUFFY SMILEからの初リリースとなったJ CHURCHとのスプリット7″、そして後期MBBの全てを叩き込んだMANIFESTO JUKEBOXとのスプリット7″とBLOCKOとのスプリット7″の収録曲にSNUFFY SMILEのコンピレーションCD”I Hope The End Is Always Beginning”収録の2曲と四国のレーベルからのコンピレーションCD”Here Comes The Bottom Line”からの1曲を加えた全16曲。

初期のデモテープ収録曲を除けばアルバム収録曲以外のレコーディングを完全網羅した作品である。

初期のSNATCHER/BLEW meets DINOSAUR Jr + 激情EMO的サウンドからJAWBREAKER/LEATHERFACEの洗礼を受けた中期、そして、空しさと憤りを昇華させた唯一無比のサウンドを確立した後期まで全く気の抜けないほどの緊張感とパッションに溢れた楽曲群は今も全く色褪せないどころか今もって新鮮な感触をもたらしてくれると思います。

哀愁のメロディック的な評価で済まされることの多い彼らですが、これほどまでに音と歌詞、パッションが一体化したバンドはメロディックパンクなどという言葉のみで語られるべきではないのは間違いないのみでなく、前述のJAWBREAKER/LEATHERFACEらの海外バンドと肩を並べるほどの存在であったと思うのは私だけでしょうか。

彼らのようなバンドがさほど影響力を持てなかったパンク・シーン状況に対して感じる淋しさへの小さな抵抗的なリリースとなれば幸いです。 (Snuffy Smiles)

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Fragments | Small New World

Minority Blues Band / Forget Me Not / Pall Mallの四国三県メンバーから成るFragmentsの1st アルバム。あくまでエンターテインメントでありながら、引き算で作られた無駄のない楽曲とメロディーが手前味噌ながら秀逸かと。

ポップに仕上げているがやっぱり根が暗い悲しい、それでもやっぱり右上を見てはいる、それがFragmentsの音だと思っています。(Impulse Records – 2009年作品)
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MINORITY BLUES BAND : Grab the Fire Swinging in the Rain 14songs CD

2004年に解散したMinority Blues Band (現Wedding Nights, Fragments)のMinority Blues Bandの1stアルバム “Grab the Fire Swinging in the Rain”です。

演奏は荒いけど、佳曲ぞろい!I EXCUSEの1stに負けじと気合い入れて作りましたね。あくまでエンターテインメントでありながらのEMOTIVEなSAD PUNK ROCK。 (スポ)

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Minority Blues Band : Capitalized Suffering 12songs CD (再プレス盤)

2004年に解散したMinority Blues Band (現Wedding Nights, Fragments)のMinority Blues Bandの2ndアルバム “Capitalized Suffering”の、
Snuffy Smilesからの再プレス盤です。

ジャケットは全部作りなおしました。前のジャケットより音源のコンセプトによく合ってる気がします。

音は、混沌と鬱屈の爆裂!をメロディーにのせて爆走、衝突!って感じ。
Thatcer On Acidのカバーは、もうちょっと自分流にアレンジすればよかったなあ。

歌詞は暗くてどうしようもないですねー…。

ギターはちょっと弾きすぎ!とにかく音で埋めないといけない気がしていたあの頃。ジャーンと伸ばすとダメな気がしていた。ex.This World Is Mine~Mod Lungの矢田君に「メタリカじゃん!」と言われたのを憶えています。時間だけはあったあの頃、今よりギター巧いです…。

鬱屈する欲求不満の若者に聴いて欲しい一枚です。 (スポ)

上記コンピレーションCDのリリースに併せ、長らく品切れ状態でしたMINORITY BLUES BANDの2nd CDを限定枚数、新デザイン・ジャケット仕様で再プレスします。

予想外の場所で売れたために用意したジャケットが早めになくなり、バンドも解散という状況があったためにそのまま売り切りとしていましたが、まだ聴いたことのない人には是非聴いて欲しい作品だけに再度プレスします。

私的にも日本のバンドのベスト・アルバムの一枚なだけに今聴いても素晴らしい作品だと思います。1stアルバムを経て成長したポップ・センス、それと表裏をなすアグレッシヴさ、空しさと憤りをエモーティヴに歌い上げた傑作アルバム。彼らの疾走の記憶が蘇ります。 (Snuffy Smiles)

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LEATHERFACE / HOT WATER MUSIC : Split CD

名盤SPLIT!!
Leatherfaceは復活後の初音源です。1曲目ANDYはLeatherfaceによる涙ものの名曲。復活一発目がこんなえー曲かよ!と当時は奮い震えたものです。UKメロディックファン以外にもぜひとも聴いてほしいですね。メロディック化過渡期のHot Water Musicも、負けずのアツい曲揃いで好内容。Hot Water MusicCは、このスプリットあたりから最高のメロディック路線になっていくんだよね。最後の曲とかその含みたっぷり。
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